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施工者向け設計説明会を開催しました。

9月21日(木)に、施工者を対象とした設計説明会を開催しました。

設計コンセプトや施工時の注意点などを設計者から施工者へ伝え、情報を共有することを目的として、設計者、施工者及び工事監理者が一堂に会しました。

設計者は設計図書を完成させて終わりではありません。施工段階において設計意図を共有することも大切な仕事の一つです。設計における工夫や込めた想いはもちろん、「ワークショップではこのような市民の意見があった」、「ここは『表し(※)』となるので一層丁寧に施工してほしい」など、施工者に配慮を促します。市民にとって使いやすく、見た目も美しい建物をつくるために、設計者と施工者のコミュニケーションは欠かせません。

※表し:普通は仕上げ材によって隠れてしまう構造部分を、露出させる仕上げのこと。

冒頭に設計コンセプトやデザインについて説明があった後、意匠(デザイン)設計、構造設計及び設備設計の各担当者から概要や要点が紹介されました。後半は模型を使って各部屋の配置や動線等について説明がありました。専門的な各分野の意見が飛び交い、プロジェクトが日々進んでいることを改めて実感しました。市民の皆さんに期待されている当施設がより良い建物となるように、意見交換を積み重ねてまいります。

工事状況ですが、8月から9月にかけて実施した杭工事は完了し、現在地下工事に向けた掘削工事を行っています。掘削工事の過程では、山留め壁の倒れを防止するため切梁を取り付けます。また、地下工事における重機作業のための構台も並行して施工しています。

安全に努めて施工してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


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